昔懐かしい腹時計

みなさんは、ご自分のお腹が鳴って食事をしていますか?従業員との面談でお聞きすると、「子供の頃はあったけど、この頃は聞かないな~」と言われる方が多いような気がしています。私自身は、結構グーという音をさせてしまい、恥ずかしい思いを何度もしています(笑)。腹時計と言うと、胃腸が動く時の現象だそうです。一説にはお腹(胃腸)を掃除している音だそうです。胃の状態によっては音が聞こえない時もあります。だいたい食事をしてから4時間から7時間後あたりなので、いつ食事をするのかという習慣とつながっているとも言えます。

普段から休んでいない腸ですが、疲労で3つの機能が低下すると言われています。①食べ物を消化・吸収する力 ②水分を回収する力 ③便を体外に排出する力です。お正月で胃腸がお疲れ気味の方は、少し休ませるのもいいかもしれませんね。よい便を作るためには、野菜や海藻、キノコ、豆等の食物繊維を毎日しっかり摂ることです。食物繊維は、腸にたまった便や毒素などを取り除く働きもありますし、お通じもよくなり、腸内環境を改善してくれます。すっきり便を出すためには、腸の蠕動運動を高めてあげます。歩いたり、スクワット等の筋力アップで出す力を鍛えておくことも大切です。お腹を優しくマッサージしてあげるのもいいですね。よい腸内細菌を増やすためには、ヨーグルト等の発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌等をとるようにしましょう。

さまざまな研究から腸(腸内細菌)と健康や長寿との関連が発表されてきています。例えば、長寿県と短命県の腸内環境の違いは野菜の摂取量も要因の一つということもわかってきています。また、腸内細菌は環境で変化するようで、日本人が西洋人に比べ、海藻を多く消化できるのは、生活習慣(腸内細菌の取り込んだ遺伝子)の違いによるという研究もあります。同じ腸内細菌でも環境で働きが変わってくるのですね。1年の始まりは、腸から元気にしてみませんか。


字のサイズ