認知症への備え

先日、ある終活セミナーに参加しました。もっと若い方が参加しているかなと思いましたが、周りは70代、80代の方ばかりで、ほとんど女性だったのを見て、改めて女性は長生きなんだなと実感した次第です。それとともに、休日にも関わらず若い方が参加していない現実に、切羽つまらないと関心が向かないテーマなのだとも感じました。

人生100年時代に入り、老後についても考えていかないといけないのですが、印象に残ったのが、認知症についてでした。現在の認知症の方は、460万人、予備軍は400万人にもなるようです。74歳以下は10%以下ですが、85歳以上では4割以上、90歳を超えると8割以上(女性)となっています。

確実に介護が必要となってくる「認知症」、親は勿論ですが、自分もできればなりたくないですね。アルツハイマー型認知症の原因となる「アミロイドβ(ベータ)」を脳のゴミと例え、そのゴミをいかに排出できるかも大きいです。一方、「脳のゴミ」がたまり始めるのは発症の25年ほど前からということもわかってきましたので、できるだけ早くから予防のための生活習慣は整えておきたいものです。具体的には、良い睡眠、有酸素運動、バランスのよい食事、社会とのかかわり(コミュニケーション)、指先や頭を使う知的な活動を心がけて行う等です。いつも耳にタコができるくらい見たり聞いたりしているものばかりですね。

もし認知症になったとしてもその人らしく生きていけるためのサポートも地域で少しずつ始まっているようです。また、判断力が鈍ってくる前に、法的制度(成年後見人や家族信託)について理解し、場合によってはその制度を利用した方が安心かもしれません。

年末年始、ふるさとに帰られたり、親や家族と過ごされる時間も多いと思います。親の状態や、地域の環境等にも目を向けてみる機会にされるのもよいと思います。