職場で活躍している女性はたくさんいます。女性が活き活きと働き続けてもらうために、これからますます取り組みは進むと思われますが、そのひとつとして、国は少子化対策として不妊治療の保健適用の検討も始めています。
女性の健康は、女性ホルモンの影響が大きく、生涯の中で月経、妊娠、出産、更年期等、様々な変化があります。また、働く女性が増えている中、結婚や出産を選択されない方もいて、この状況は女性ホルモンの影響を受ける期間が増え、中には女性特有の病気につながってしまう方もいます。今後は女性特有の健康課題や女性を取り巻く職場環境の整備が重要となってきます。

日々の活動の中で若い女性の面談をしていると、女性の体についての知識があまりにも少ないことに驚くことがあります。さらに、婦人科受診のハードルがかなり高いようですし、忙しい毎日で受診の時間が取りにくかったり、費用的なことも医療につながらない要因の一つになっているようです。

その結果、悩みながらも何もせずそのまま様子をみている方も多く、日々のモチベーションも上がらないままだったり、必要以上に落ち込んでしまい、不安を抱えてながら業務をこなしているので、最終的にはパフォーマンスにまで影響している状況も見られます。

会社として受診しやすい環境や費用負担等の制度づくりとともに、正しい知識を学べる教育機会を提供していくことも必要です。研修を年代ごとにわけて行ってもいいかもしれません。あるいはテーマを変えながら、繰り返し情報提供を行ってもいいと思います。内容に応じて講義やe-ラーニング形式やグループワークを入れる等、提供の仕方も工夫してみるといいと思います。勿論、 男性にも女性の健康についての正しい知識と関心を持っていただくことも必要です。

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