副業、兼業という言葉は、働き方改革とともに耳にするようになってきました。厚労省も「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を出しています。ただ、実際には行っている人はまだそれほど多くはないように思っています。労働者にも企業側にもメリット、デメリットはあるのでそれらを十分理解した上で、行っていくことになります。

 個人的にはオンライン面談も当初は現場で取り入れるのは難しいと言われていましたが、今はかなり浸透してきていることや、在宅での仕事も環境や取り組みの改善が重ねられて、それほど抵抗がなくなってきています。それらを考えると、副業・兼業もこれから進んでいくことが考えられます。

 ガイドラインでは、使用者は労働者に対して、健康保持のため自己管理を行うよう指示したり、心身の不調があれば都度相談を受けることを伝えたり、副業・兼業の状況も踏まえ必要に応じ法律を超える健康確保措置を実施する等が重要とうたっています。

  これからも変わらず求められてくることは、「自分の健康は自分で守る!」セルフケアが大切なのだと思います。労働者自身が本業と副業の労働時間とともに健康状態を管理できる便利なツールを利用しながら、視覚的に自分の状態をチェックすること、働く際のベースとなる日頃からの食事、休養(睡眠)、運動の3本柱はしっかり保つことです。さらに、心の面(考え方やコミュニケーション力、自分なりのキャリアの確立等)へのケアや軌道修正ができるスキルや実行力はこれからますます求められてくると思っています。まだどういう形がいいのかよくわからないですが、今年も企業ができる健康管理へのアプローチとともに、労働者自身が自分で健康管理を行うという意識をしっかり持ち実行してもらえるように関わっていきたいと思っています。

カテゴリー: 産業保健師通信